技術紹介
マシニング加工
マシニング加工は、マシニングセンタと呼ばれる工作機械を使用し、切削加工を行うことです。
マシニングセンタとは、多くの種類の工具を内蔵し、工程順に工具を自動で取り替えられるようにプログラムされており、フライス加工、穴開け、タップ等の加工を1台で自動に行うことが出来る工作機械で、多品種、小ロットの生産に適しています。そのため、金型を使ったプラスチック成型加工とは異なり、工期短縮・コスト削減・安価に1点からの生産(試作など)を可能にします。
機製作所では縦型マシニングセンタを導入しており、微細部品から1m×2mの大きな製品にまで対応しています。
特に精密部品の分野では1/100の精度の加工技術には定評をいただいており、機製作所が最も得意とする加工分野です。
旋盤加工
旋盤加工とは製品を回転させ、バイト・ドリル等の刃物を使用し、製作します。製品を回転させるため、芯円度が出しやすいのが特徴です。
また、NC旋盤・複合旋盤はマシニングセンタのように複数の工具を内蔵し、プログラム制御により複雑な形状も製作が可能です。
品質検査
顕微鏡測定器、投影機にて測定する従来の方法では、基準を目測により測定するため、作業者によりバラつく事もありましたが、画像測定機により、減少いたします。
昨今は樹脂製品においても高精度を求められるようになっております。
弊社においてもお客様のご要望に対応させていただくため、画像測定機を導入しております。
染色加工
染色加工とは素材に染料を浸透させるため、傷などが付いても塗装とは違い、剥がれ落ちることがありません。
切削用樹脂材料は色が限定されてしまいますが、染色加工をほどこせば様々な色の製品加工が可能です。
サンプル写真はPOM(ジュラコン)に染色加工後、わかりやすくするためにカットした物です。
加工事例
掲載してあるものは、ほんの一部です。機密保持のため、お見せできない技術もあります。